「よじれ」: ばんえい競馬の勝敗を分けるワケ

競馬を知りたい
先生、「よじれ」って言葉、競馬中継で聞いたことがあるんですけど、どういう意味ですか?

競馬研究家
いい質問だね!「よじれ」は、特にばんえい競馬でよく使われる言葉だよ。坂を登る時に馬がまっすぐ進まず、左右に体をよじってしまうことを指すんだ。

競馬を知りたい
なるほど!坂を登りたくないから、横に逃げるみたいな感じですか?

競馬研究家
その通り! 重いソリを引いて坂を上るのは馬にとって大変な仕事だからね。 よじれることで体勢を立て直そうとしたり、少しでも楽に進もうとしたりするんだ。
よじれとは。
ばんえい競馬では、コースに障害となる坂が設置されています。馬がこの坂を登る際に、前進することを嫌がり左右によれることを、競馬用語で『よじれ』と言います。
ばんえい競馬と「よじれ」

ばんえい競馬は、馬が重いソリを引きながら力とスタミナを競う、北海道を代表するユニークな競馬です。その勝敗を大きく左右する要素の一つに「よじれ」があります。
「よじれ」とは、馬がコースを走る際に、体が左右どちらかに傾いたり、首を振ったりする状態を指します。この状態は、馬にとって大きな負担となり、スピードの低下やスタミナの消耗に繋がります。
特に、2つの障害を越えた後の直線や、最後の坂で「よじれ」が起きやすく、そこでいかに馬のバランスを保てるかが、レースの勝敗を分ける鍵となります。
「よじれ」が起こる原因とは?

ばんえい競馬でよく耳にする「よじれ」。これは、馬がコースをまっすぐ走れず、左右どちらかに斜行してしまう状態を指します。一見、馬の力の差で起こるように思えるこの現象ですが、実は様々な要因が複雑に絡み合って発生します。
まず、馬自身の体の特徴が影響します。左右の脚の長さや筋肉量、視界の広さ、さらには性格的なものまで、馬によって個性があります。これらの要素が、コース取りに影響を与えることは少なくありません。
次に、騎手の技術も重要な要素です。経験豊富な騎手は、馬の癖を見抜き、適切な手綱さばきや体重移動によって、馬をまっすぐに誘導します。逆に、騎手の技術不足は、馬の「よじれ」を助長してしまう可能性もあります。
さらに、レース中の状況も「よじれ」に影響を与えます。他の馬との位置関係や、コースの状態、風の強さなど、様々な外的要因が馬の走行に影響を及ぼします。特に、他の馬との競り合いや、障害物の手前で発生する「よじれ」は、レースの勝敗を大きく左右するポイントとなります。
名馬たちの「よじれ」克服術

力強さと持久力が試されるばんえい競馬において、馬がコースをうまく走れなくなる「よじれ」は、勝敗を大きく左右する要素の一つです。
「よじれ」とは、馬が疲労や重たいソリの影響で、左右どちらかの肢に体重が偏り、まっすぐ走れなくなる状態を指します。
この「よじれ」は、いかに名馬といえども、完全に克服することは難しいとされています。しかし、長年、多くのファンを魅了してきた名馬たちは、それぞれに「よじれ」と向き合い、克服するための術を持っていたのです。
例えば、往年の名馬である〇〇は、日々のトレーニングの中で、体幹を鍛え、バランス感覚を養うことで、「よじれ」を最小限に抑えることに成功しました。また、別の名馬である△△は、騎手との息の合った連携によって、「よじれ」が起きても、すぐに体勢を立て直すことができました。
このように、名馬たちはそれぞれが「よじれ」と戦い、克服するために、様々な工夫を凝らしていたのです。そして、その努力の裏側に隠されたドラマこそが、私たちを惹きつけてやまない、ばんえい競馬の魅力の一つと言えるでしょう。
「よじれ」は必ずしも悪?戦略としての活用

ばんえい競馬において、「よじれ」は馬が左右どちらかのそりに体重をかけすぎてしまう状態を指し、スピードダウンやコースアウトに繋がるため、一般的には不利な現象とされています。しかし、この「よじれ」を戦略的に利用するケースも存在します。例えば、他の馬の進路を塞ぐために、敢えて「よじれ」を起こすことがあります。特に、ゴール直前で僅差の勝負になった場合、一瞬の遅れが勝敗を分けるため、この戦法は有効となりえます。また、「よじれ」やすい馬の特徴を熟知し、コース取りや騎手の体重移動によって「よじれ」を制御することで、レースを有利に進めることも可能です。このように、「よじれ」は必ずしも悪ではなく、状況によっては勝利を掴むための戦略となり得るのです。
「よじれ」で観戦がもっと面白くなる!

ばんえい競馬といえば、馬たちが巨体を引きずりながらパワフルに坂を上る姿が魅力です。しかし、その勝敗を左右するのは、パワーだけではありません。「よじれ」と呼ばれる現象が、レース展開を大きく左右するのです。
「よじれ」とは、馬がコースを斜めに進もうとすることを指します。重いソリを引くばんえい馬にとって、少しでも体への負担を減らそうとするのは自然な行為です。しかし、これがレースにおいては、予想外の動きとなって観戦者を熱狂させるのです。
例えば、実力伯仲の馬同士が競り合う接戦の場合。最後の直線で「よじれ」を起こした馬が、そのままコースアウトしてしまうこともあれば、逆に「よじれ」を利用してライバル馬の進路を塞いでしまうなんてことも!「よじれ」一つで、レースは最後まで予測不可能な展開を見せるのです。