砂上の激闘!競馬のダートコースを解説

競馬を知りたい
先生、「ダートコース」って、どんなコースのことですか?

競馬研究家
いい質問だね! 「ダートコース」は、砂でできた競馬のコースのことだよ。アメリカのダートコースを参考にして作られたんだ。

競馬を知りたい
砂でできているコースなんですね! なんで、砂のコースがあるんですか?

競馬研究家
元々は芝のコースが主流だったんだけど、芝の保護のために作られたんだ。ダートコースはクッション性が高いから、馬への負担も少ないんだよ。
ダートコースとは。
競馬で使われる「ダートコース」は、砂でできたコースのことです。日本の競馬は、かつては芝コースが中心でしたが、芝の保護のために、アメリカを参考に1961年に東京競馬場で初めてダートコースが作られました。今では、主要な競馬場はもちろん、地方の競馬場にもダートコースは広まっています。ダートコースの特徴は、砂の敷き詰め方によって、馬への負担が軽減されている点です。このコースで良い成績を収める馬は「ダート馬」と呼ばれ、力強さが求められます。
ダートコースとは?

競馬のコースには、大きく分けて芝コースとダートコースの2種類があります。多くの人がイメージする、緑鮮やかな芝生の上を走るのが芝コース。そして、茶褐色の砂が敷き詰められたコースが、ダートコースです。ダートコースの砂は、単なる砂ではなく、砂と砂を繋ぎ止めるための粘土質、そしてクッション性を高めるための繊維素材などを混ぜ合わせたもので、馬が安全かつ快適に走れるように、日々のメンテナンスによって入念に整備されています。
日本におけるダートコースの歴史

日本の競馬といえば、芝コースを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、近年ではダートコースのレースも人気を集めています。
ダートコースの歴史は、意外にも新しく、1956年に船橋競馬場で初めて導入されました。当時の日本競馬は、現在のように整備された芝コースばかりではなく、馬場状態の悪いコースでのレースも珍しくありませんでした。そこで、より安全で安定した馬場環境を提供するために、ダートコースが採用されたのです。
初期のダートコースは、現在のものとは異なり、砂の質が悪く、水はけも十分ではありませんでした。そのため、「砂煙がひどく、レースが見づらい」「馬の脚に負担がかかりやすい」などの問題点も指摘されていました。しかし、技術の進歩とともに、ダートコースの素材や構造は改良され、現在では世界に誇る高速ダートコースへと進化を遂げているのです。
ダートコースの特徴

芝コースとは異なり、ダートコースは砂で作られています。そのため、芝コースに比べて馬場が重くなりやすく、パワーとスタミナが求められるコースと言えます。また、砂の深さや含水率によって馬場の状態が大きく変わるのも特徴です。雨が降るとより一層馬場が重くなり、パワー重視のレース展開になりやすいでしょう。逆に、晴天が続くと砂が乾き、スピードが出やすくなります。このように、ダートコースは天候によってレース展開が大きく左右されるため、予想する際には当日の馬場状態をよく見極めることが重要です。
ダートコースを得意とする馬とは?

ダートコースを得意とする馬は、芝コースとは異なる能力が求められます。まず、砂の上を力強く走るパワーが必要です。芝コースに比べてクッション性が低いため、力強い脚力で地面を蹴り出す力が重要になります。また、砂を被ることへの耐性も必要です。レース中は砂が舞い上がり、馬の視界を遮ったり、呼吸を苦しくしたりすることがあります。このような状況でも落ち着いて走れる精神力が求められます。さらに、ダートコースは芝コースに比べて直線の距離が短いことが多いです。そのため、スタートダッシュの速さや、最後の直線で一気に加速する瞬発力も重要になります。
ダート競馬の魅力

芝コースとは一味違う、砂のコースで行われるダート競馬。パワーとスピード、そして巧みな駆け引きが求められるレースは、まさに「激闘」という言葉がふさわしいでしょう。
ダート競馬最大の魅力は、なんといってもその予想の難しさにあります。芝コースに比べて馬場状態が変わりやすく、勝ち馬を予想するのが至難の業。ときには大穴馬が激走することもあり、初心者からベテランまで予想を楽しめるのも魅力です。
また、ダートコース特有の豪快なレース展開も見逃せません。砂を巻き上げながら力強く走る馬の姿は、見るものを圧倒する迫力に満ちています。
その他にも、地方競馬ではダートコースが主流のため、中央競馬とはまた違った魅力を味わうことができます。